株式会社平田タイルは環境への取り組みの一環として、「アドプトフォレスト制度」への参画を決定し、2015年3月20日、当社・岸和田市・大阪府と調印式を行いました。「アドプトフォレスト制度」とは、大阪府が事業者と森林所有者の仲人となり、地域(里山)の環境保全や生物多様性の確保、地球温暖化の防止のため、放置された森林や竹林の下刈りや間伐、植樹等による森づくり活動を進めるための制度です。
当社は「アドプトフォレスト制度」の考え方に賛同し、岸和田市丘陵地区の自然保全活用エリアを、フクロウをはじめとする多くの生き物たちが命を育む元気な里山に再生するため、関係者が一致協力して、森づくり活動に取り組むことを共同宣言しました。
活動地域
•岸和田市三ケ山町の竹林(市有地)0.94ha
森づくり活動の目的
•フクロウが棲み、うさぎが跳ねる多様な生態系の再生
•トンボやホタルが飛び交う湿性林の創出
大阪府アドプトフォレスト紹介ページ
http://www.pref.osaka.lg.jp/midori/midori/g-10-adopt-forest.html
岸和田市アドプトフォレスト参画企業のご紹介
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/141/adopt-forest.html
平田タイルの森とは
私たちが目指す「平田タイルの森」とは、継続的な森への働きかけによって、フクロウが営巣しホタルが飛び交う生物多様性のある環境の回復と、森から得られる多様な恵みを利用することができる、持続可能な里山環境です。
活動基本理念
私たちは、活動を通じて、その土地本来が持っている生物多様性を取り戻すと共に、「人と森との共生」を目指した活動を行い、良好な里地・里山環境を創ります。
森づくり基本方針
基本方針①
生物多様性の高める森づくりを進めます
放棄耕作地に繁茂するササやクズ、落葉広葉樹林に侵入する竹を伐採します。伐採した空間には土地本来の自然植生にあった苗木を植えます。
基本方針②
レクリエーションや憩いの場として整備します
地域の皆さまにとって憩いの場となるよう、下草刈り等の地道な活動の他、散策路や水路の整備を行います。
基本方針③
みんなで森づくりを進めます
“共通の財産” である森づくりを地元NPOの皆さまや岸和田市、大阪府と連携、協働で進めていきます。社員だけでなく、OBや家族も含めた森づくりを行います。